治療の流れ
HOW TO INVISALIGN
当院のインビザライン治療の流れ
初診から保定期間まで
熊本パール総合歯科クリニックでは、患者様一人ひとりが自分自身に自信を持ち、思い切り笑っていただけるような矯正治療のご提供を目指して、日々尽力しております。
当院の矯正治療は、初診から保定期間までの矯正治療を公益社団法人
日本矯正歯科学会認定医が担当し、歯並びや噛み合わせのお悩み、治療についての疑問などにも専門的な知識に基づいてお答えしておりますので、お気軽にご相談ください。
当院におけるインビザラインでの矯正治療の流れをご紹介します。
初診・カウンセリング
(30分程度)
初診では歯並びや噛み合わせについて、どのようなお悩みがあるのか、治療には何を求めるのかなど、患者様が抱える問題やご希望についてお聞きします。治療内容以外にも、費用や通院回数などのご相談もお受けしております。
当日、口腔内3Dスキャナーがあれば、お口の中をスキャンし、矯正治療のシミュレーションも行えます。
ご希望でしたら、当日精密検査も行えます。
精密検査
(45分程度)
問診票への記入や、口腔内写真・レントゲン撮影、歯型の採取などを行います。
精密検査では、お口の中の状態はもちろんのこと、顎や頭部全体のデータを採取します。これらの資料をもとに治療計画や矯正シミュレーションを作成します。
治療計画の説明
精密検査の結果をもとに治療計画の立案を行い、患者様へご説明いたします。
患者様のご希望を伺い、治療方針などを決め、必要があれば計画の修正も行います。治療方針や計画に対して疑問やご不安がありましたら、どんなに些細なことでも医師にご相談ください。日本矯正歯科学会認定医が、患者様に納得いただけるまで分かりやすくご説明いたします。
治療開始
インビザライン治療で使用する矯正装置は、工場のあるアメリカで作られます。そのため、治療計画のご説明から治療開始までに、1ヶ月ほどお時間をいただくことがあります。
初回は、マウスピースのお渡しと装置の使い方、使用上の注意などをご説明いたします。1日22時間以上装着し、2週間程度でお渡し済みの次の装置に交換します。
経過観察
経過観察のため、定期的に通院していただきます。来院いただいたら、矯正治療の進捗状態やお口の状態を確認します。口内チェックで問題が見られなければ、次の段階のマウスピースをお渡しします。
患者様により治療期間が異なりますが、歯並びが整って(治療完了)安定するまで(保定完了)、約2~3年かかります。
治療完了・保定期間に移行
治療計画通りに歯並びが整ったと診断されましたら、歯を動かす治療は終了となります。
動かした歯は、元々あった場所に戻ろうとするため(後戻り)、矯正後の歯列を維持・安定させる目的でマウスピース型の保定装置(リテーナー)を装着していただきます。
初めは矯正治療同様に1日のほとんどの時間をリテーナーを装着した状態で過ごしていただきますが、徐々に装着時間を減らしていき、歯列が安定したら保定期間も終了となります。
誤解していませんか?
よくある誤解1マウスピースは対応症例が限られる?
ワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらにするか悩んでいる患者様から「私の歯並びはマウスピースで治るのですか?」という質問をよく受けます。
つまり、難しい症例にはマウスピースは不向きと思われている方がとても多いのです。そうではありません。近年の技術進歩で治療スキルが格段に上がっています。
他の矯正器具に比べ マウスピース矯正 が優れている 3つの 特徴 3つの 特徴
- 歯を後方に動かすのが得意である
- 挟まった口内アーチを広くできる
- 開咬(前歯が咬み合わない)の症例に向いている
マウスピースは①②の特徴があるから非抜歯で矯正ができるのです!
当院の例では、ワイヤー矯正が8~9割で抜歯するとしたら、マウスピース矯正はわずか1割ほど。マウスピース矯正の後方に動かす力を利用し、奥歯の奥のスペースを使って歯を順番に後方へ送っていくイメージです。IPRといって歯と歯の間を0.5mmまで磨くように削りスペースを作る方法もあります。
よくある誤解2マウスピース矯正の場合の治療期間
マウスピース矯正の治療期間についての誤解もよくあります。マウスピース矯正とワイヤー矯正ではワイヤー矯正のほうが早く治療が終わると思っていませんか?確かに昔はそうでしたが、ここ2~3年で変わってきています。
マウスピースによる矯正治療では、1枚のマウスピースで0.25mmずつ歯を動かすのですが、以前は2週間に1回の交換でした。今は1週間ごと又は3~5日毎の交換なので、単純に半分まで治療期間が短縮されているのです。
さらに3Dスキャナーの導入で矯正治療後のシミュレーションを確認できたり、治療終了までの大まかな日程もわかるので、目標をもって矯正治療に取り組めます!
ただ、全てのマウスピース矯正が理想の結果を得られるわけではありません。精密なマウスピースを作製するための設計方法、マウスピースの特性を熟視した治療計画など、医師の技術や経験が結果に大きくかかわってきます。